【映画紹介】プライベート・ライアン
今回の記事は、とっても有名な戦争映画「プライベート・ライアン」についての紹介記事です( ゚∀゚)
監督は巨匠「スティーブン・スピルバーグ」監督です。
私も何か作業しながらの垂れ流し放映も含めて、これまでに100回以上見ており、とても好きな作品なのです(´▽`)
※少しネタバレを含むので、ご注意くださいませ
ストーリーは、第二次世界大戦におけるアメリカ軍のドイツ軍に対する戦略「ノルマンディー上陸作戦」決行から始まります。
ノルマンディー上陸を達成したアメリカ軍の中に、トム・ハンクス演じるこの物語の主人公である「ミラー大尉」という軍人がいます。
ミラーは上官から新たな命令を受けるのですが、その命令というのが、広い戦線の中から「ジェームス・ライアン」という二等兵を探して戦地から連れ帰るというものでした。
ライアンは4人兄弟の末っ子であり、兄弟すべてアメリカ軍の兵隊として戦っていたのですが、3人の兄がすべて戦死してしまったのです。
息子4人すべての悲報を母に届けるわけにはいかないと、軍司令部が気を利かせて、このような命令を出しました。
そしてミラーとミラーの部下達は、自らの命を賭け、何処にいるのか、生きているかも分からないライアン二等兵を探しに戦地へと赴くのです。
以上が簡単なストーリーの説明となります。
大きな見どころの1点は、何と言っても戦闘のシーンでしょう。
映画開始直後に始まる「ノルマンディー上陸作戦」のシーンは、正に戦争のリアルが表現されていると言えます。
血が吹き出すのは勿論、体が爆発で飛び散ったり内臓が飛び出したりなど、正に地獄絵図です。
昨今、近隣の諸外国との間での軋轢が生まれ、このままでは戦争になってしまうとも言われたりしますが、戦争とはこういうものであると、改めてその恐怖を認識できます。
ちなみに過去に実際にノルマンディー上陸作戦に加わった兵士が映画館で同シーンを見たとき、過去の記憶が蘇ってパニックを起こしたと言われています。
映画の最後にも、大迫力の戦闘が繰り広げられます。
また、部下の一人で熱心なキリスト教徒である「ジャクソン」の狙撃の腕はものすごく、各戦闘において抜群の働きをするので注目です。
この映画を初見で見てまず初めに格好いいと思う人物がおそらくこのジャクソンでしょう。
大きな見どころの2点めは、私はミラーの部下の一人「ライベン」の心境の変化だと思います。
映画を見た多くの人が大きく印象に残っている兵士は前述のジャクソンと、翻訳係の「アパム」だと思います。
実際に戦場に出たことのないアパムは、仲間が戦闘している中でもあまり役に立つことがなく、このアパムが実際に戦場に行ったら何もできないであろう我々一般人とシンクロして、より戦争のリアルさが伝わってきます。
ライベンは一見地味で、初見ではミラーにキレたワガママなやつくらいの印象しかないかもしれませんが、何度も作品を見ていくうちに、このライベンこそが、我々視聴者の心境を各所で代弁してくれているため、自然と我々も作品の中にいるような気持ちになる=映画がリアルになると私は思います。
カパーゾが銃で狙撃され死んだ後「くそライアンめ」と呟く
→ライアンを探しに行く任務のために、心優しいカパーゾが撃たれての一言
ライアン(同名で別のライアン)が見つかった時「やっぱりアホ面だ」と呟く
→こんなやつのために命を賭けていたなんてふざけた任務だと再確認しての一言
ウェイドが死んだ後、ミラーに「こんなふざけた任務はゴメンだ」とキレる
→ふざけた任務のせいで大事な仲間が死んで、溜まっていたものが爆発
最後のラメルの橋での戦闘の直前に、ライアンと目が合い、頷く
→苦労して探すに値した男だったと認める思いの表れ
などがライベンの描写ですが、おそらく視聴者も同じタイミングでライベンと同じことを思うのではないでしょうか。
最初は任務に乗り気ではなくライアンを憎んでいましたが、探していたライアンが頼もしい好青年であったため彼を認め、共に戦争を乗り切りたい気持ちに変わっています。
これらのライベンのシーンを通して、自然とこの映画に入り込めるのだと思います。
以上、かなり長くなりましたがプライベート・ライアンの紹介を終えます(´▽`)
もしこれを見ている方でおすすめの映画あればどんどん教えてください( ゚∀゚)
※映画館だと肩と首が痛くなるのでDVD化されているものがいいです 涙